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思ったより…

ORCA 2.7.0 (2.8.0pre)のLPNOの備忘録。
思ったよりも大きな分子で計算できない。。。
環境はCentOS 5.4 (x86_64), OpneMPI 1.4.1。
GMTKN24データベースからアントラセンの二量化反応をチョイスし、LPNO-CEPA/1といろいろな基底関数を組み合わせて計算してみる。
アントラセン二量体(C28H20)の計算がネックなわけだが、Def-TZVPまではいけるがDef-TZVPPはエラー終了(orca_mdci_mpi, RETURN CODE : 35072)。Def2に至ってはTZVP(-df)でも落ちる。cc-pVxZはx=Dまでで、aug-cc-pVDZもだめ。いやぁ、もうちと行けると思ったが…何か悪いのだろうか。

メモリもすんごく使う(RAM 8GB+SWAP 14GB=22GBのうち16GBぐらいまで食いつぶす)。

重原子50個ぐらいまではうちのPCでいけるといいのに。

↓追記あり↓

【22:53追記】
どうもエラー時はstd::bad_allocが出てるようなので、メモリ確保に失敗して落ちるものと推定。CDOUBLEやFLOATで保持データ量を落としてやることができればいいが、MDCIモジュールはなぜかこの指定を無視する(マニュアル上はMDCIも対応しているはずだが…精度の兼ね合いで殺している?MP2はちゃんと効く)。

【23:24追記】
エラーが出る入力ファイルを使って、エラー終了する直前の様子を観察。Swapを全て食いつぶして落ちていることを確認。とりあえず、Swap領域を広げれば通すことは出来そう。

【2/7 0:22追記】
Swapを追加することで通った。最大で23GB程度のSwapを消費。物理メモリとあわせて31GB。やはりCompressionをonにできないときつい…32GBのメモリなんて一般人には縁遠い量ですな。

【2/7 10:59追記】
結局Def2-TZVP(-df)は4時間半程度で終了。よく考えたら、これくらいの大きさの分子の高精度計算を、一般人が持てるレベルのPCでできるということは進歩なのだと思った。推奨最低レベルのDef2-TZVP(-f)に現在挑戦中。
ちなみにマニュアルには、

Realistically, calculations with about 1000 basis functions are routine, calculations with about 1500 basis functions are possible and calculations with 2000-2500 basis functions are the limit on powerful computers.

とあり、今やってる計算は"routine"レベルのようです。10台くらいでクラスタ作れば総メモリ量も増えるしそんな感じかも知れません。

【2/7 17:04追記】
Def2-TZVP(-f)は6時間半で正常終了。使用メモリ量は35GB程度。
途中のDisk I/O待ちがひどい^^;;

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