IntelのSSDも購入してみた
Intelの最新SSD(SSDSA2MH080G2C1)を購入…
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▲CrystalDiskMarkの結果(Windows Vista(x86), Soft-RAID0)
SAMSUNGのSSD(PB22-J)(http://blog.3016.net/2009/06/ssd.html)と比べてみると、CrystalDiskMarkの結果においては、シーケンシャルライトとランダムライト(512K)性能が劣るものの、ランダムライト(4K)は5倍以上の値でかなり優秀。既にかなりの方がベンチマークを公開しているので今更ですが、ランダムライト4KはSoft-RAID0でほとんど向上してません(単体でもほぼ同じくらいの性能)。ランダムリード(512K)もRAID0で伸びが悪いですが、他はほぼ倍近い性能です。
さて、SAMSUNGのときと同じように、ORCAでベンチマークテスト(SP, CEPA/1/aug-cc-pVDZ)を実施してみました。結果は以下の通り。
| Overall | SCF iter. | MDCI module | |
| HDD (7200rpm,500GB) | 50.453 min | 3.014 min | 47.431 min |
| SSD RAID0 (SAMSUNG, 128GBx2) | 25.539 min | 3.020 min | 22.507 min |
| SSD RAID0 (Intel, 80GBx2) | 22.325 min | 3.003 min | 19.315 min |
というわけで、わずかにSAMSUNGのSSDを上回りました。IOPSはIntel製SSDの方がずっと良いらしいので、その辺も寄与しているでしょうか(??)。
細かい差を見ると、「PARTIAL COULOMB TRANSFORMATION」と「SECOND HALF TRANSFORMATION」で所要時間の差が生じています。
| SAMSUNG | Intel | |
| PARTIAL COULOMB TRANSFORMATION | ||
| AO-integral generation | 80.784 sec | 79.246 sec(98.1%) |
| Half transformation | 123.303 sec | 110.138 sec(89.3%) |
| J-integral sorting | 99.958 sec | 78.406 sec(78.4%) |
| SECOND HALF TRANSFORMATION | ||
| Formation of (pq|rs) | 145.757 sec | 103.694 sec(71.1%) |
| Integral sorting | 137.249 sec | 85.238 sec(62.1%) |
特にSECOND HALF TRANSFORMATIONではIntel製SSDにすることで2/3程度の時間に短縮。実は上記テーブルで挙げた計算ステップはCPU使用率が非常に低く、スクラッチディスクへのI/Oでほとんどの時間を消費する部分です。物理メモリ量が十分量あれば緩和されるわけですが、現実的な規模の計算では余裕でオーバーフローしますので、ディスクのI/O性能がダイレクトに実計算時間(CPU時間ではなく)に効いてきます。
どんなにCPUが速くなっても、このベンチマークで実施したMO-CEPA計算のようなケースでは記憶域の高速化を図らない限り、最終的な計算時間は短縮できません。
AO-CEPAならCPU律速になりますが、重原子20~30個ぐらいの領域ではディスクを高速化してMO-CEPAで実施した方がおそらく速いのでは…それ以上の領域は今あるストレージではどんなにがんばってもI/O律速になりそうなので、AO-CEPAでしょうが…