PC Gamess/Firefly 7.1.EでDLCを使った構造最適化が高速化
タイトルを読んで字の如く、です。
Historyに「Completely new DLC engine and improved default geometry optimizer.」と書かれていましたので、早速、そこそこのサイズの分子(C21H25ClN2O3)の構造最適化をDLCでやってみました(RHF/STO-3G, Method=QA, Opttol=0.0001)。
PCG 7.1.C : 51 steps, 739.9 sec.
PCG 7.1.E : 40 steps, 611.0 sec.
というわけで、確かに早くなっています。1サイクルのスピードが上がるのではなく、少ないサイクル数で収束しているのがわかると思います。今回計算した分子は回転可能結合数が8と少ないので、もっと多い分子ならさらに差がつくかもしれません。
【DLCにまつわる記事へのリンク】
GAMESS(US)とPC GAMESSでDLCの効率が違う?
http://blog.3016.net/2008/05/post_52.html
DLCを選択して損することもたまにはある
http://blog.3016.net/2008/03/post_50.html
溶媒和を考慮した構造最適化はDLCが高速?
http://blog.3016.net/2007/02/pc_gamess_704_pcm.html