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GAMESS version January 12, 2009 R1

とりあえずソースコードが先行公開されてます。Windowsバイナリは来月かな?
新バージョンの個人的注目点は、早大・中井研による分割統治法(DC)の追加。HF, DFTだけでなくMP2やCCにも拡張されています。DCとFMOはどちらも大きな分子を分割して個別の計算を行い、それを集約して全体の解を得ようというアプローチですが、DCには分割する上での制約がFMOより少ない特徴があるそうで、よりブラックボックス的に使えるのではと。分割パターンの選択肢に「ATOM」があるくらいですからねー。(FMOではジェミナル結合の分割は誤差が大きくご法度)

とりあえず、昨夜cygwinでコンパイルしてみました。g77だとDC計算ができないので、gfortranでコンパイルしなおしたり、そもそもcompがsourceディレクトリを認識してくれなかったり(endifが一個抜けてるのか?最初のほうでSRCDIRを定義し直したらOK)、runscriptを自分のPC環境に合わせて書き換えたり…などいろいろ試行錯誤しつつ、やっとできて、無事exam44も通りました。
ふと気が付いたら夜中の1時。

※compがソースディレクトリを認識しなかったのは、誤ってcomp内のTINKERをtrueにしてしまったから。超初歩的ミスだ…英語をよく読め俺orz

1/31追記:
マニュアルを見たら、GrimmeのDFT分散力補正が導入されていたり(ORCAで先行して組み込まれていたやつですね)、座標指定のCARTがなくなってPRINAXIS(標準配向?)を使うようになってたりと、細かくいろいろ変わっているところがありますね…
EFP/PCMまわりも改良が進んでいるようで(というか本家のChange Historyではこの辺がメインで書かれてますが)、以前はある分子をEFP1の水いくつかで囲ってその周りをPCMで囲った計算は、構造の収束性が著しく悪かったように思うのですが、その辺も良くなっているのでしょうか。

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