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AFTER IMAGE ファーストインプレッション

手に入ってからすぐには聴く時間が無くてなかなか書けませんでしたが、まずは『AFTER IMAGE』のファーストインプレッションから。

例によって、このCDの基となる作品「Notes.」(奈須きのこ著)は読んだことがありません(「月姫読本」に収録されているそうですが、それを持ってませんしもう売ってもいないんじゃ…「月姫読本Plus Period」は売ってますが、そちらにNotes.は収録されていません)。
よって、背景にある世界観自体はまったく知らない状態で聴いている、ということを理解された上で読んで頂きたく。

0 / 雲の彼方、一瞬の邂逅
 地上を遥か上空から眺めているような、もしくは地上から遥か上空を眺めているかのような情景をイメージさせるイントロダクション。淡色の光と鈍色(にびいろ)の影が落ちる終末の世界が頭に描かれていきます。最後に銃声のような衝撃音が。

1 / 鋼の大地、昏い空、終わらない世界
 並木さんのギター最高です(今更ながら、エレキギターの音が好きな自分に気がついた…Cranky氏のT&Jも大好き)。暗闇に埋もれ、もがきながら生きる、生き汚いヒトの性(さが)を纏った曲か…。薬莢の落ちる音(?)が印象的。

Image II / 世界の片隅で――私にできること
 霜月はるかさんのハミング、これが逆に自分の中で「にせもの」のイメージを形作っていきます。多分、原作とは違ったイメージかもしれませんが、それはそれでいいんじゃないかと。彼女の声は、退廃した世界観の中で異質な生と死を感じさせます。良いキャスティングですね。

4 / 雲の彼方、辿りついた一つの答え
 飛行機の計器音が断続的に響くコックピット内。雲海を眼下に眺め、自分の残り少ない時間を横目に見ながら、穏やかに自身の存在意義を振り返る…。自然と涙が出てくるような切ない曲です。

After Image / 世界の片隅で――この世界に届けたいもの
 Track:Image IIの天使語版、と言って片付けてはいけません。自分を必要としてくれたヒトへの、一握りの述懐と感謝を込めた葬送曲。自分はそう位置付けました。この時、にせものにとっての世界はあの人だったと。

Side Material / 魔剣・斬撃皇帝
 混声合唱が入った曲は初めてでしたが、重厚感は他に代えがたいものがあります。中世の雰囲気を醸す中ドンと来る合唱の音量は、荘厳且つ凶暴な感触を残します。

Anothers
 打ち込みギターでの別バージョン。Morrigan先生の打ち込みも好きだー(死 


総評:AVALON以来の傑作CDに入ると思います。個人的には原作を知る前のAVALONより評価が上。AVALONは原作を知ってより評価が上がったので、Notes.も何とかして読みたいですね。ブックレットでも十分イメージは湧きますが。
ちなみに、ブックレットやCDの「AFTER IMAGE」という字の後ろにある紋章、どう見てもボーア模型なんですが…そこんとこどうなの杉壱さん。

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