えっ、MP2って並列化されてないの!?
最近は専らPC GAMESS 7.0を利用している私ですが、日ごろDFTばかりつかっていて、MPxは全然計算に使っていませんでした。最近、S-O相互作用の計算にハマっていて、こういったあまり強くなさそうな相互作用には現在のDFTはあまり向かないのでMP2で計算するか、と思ったところ、並列では実行できません(何かドイツ語のエラーメッセージが出ます)。何でかなぁ…マニュアルにはMP2 gradientにp(parallel)って書かれているのに…
Googleで検索すると、すぐに解決。このページに作者からのコメントがあり、ver.7.0ではparallel MP2 gradientは実装されていないそうです。次のバージョン(7.1)で実装予定とのこと。期待しましょう。ちなみに、MP2 propertiesはサポートされています。
話は変わりますが、ワークステーションのHDD構成を以下のように変更しました。
《変更前》
HDD 0 (SATA150 RAID 0)
├C 80GB システム/計算ノード1
├E 120GB データ(1)
└F 120GB データ(2)
HDD 1 (PATA100)
├G 40GB 計算ノード2
├H 40GB データ(3)
└I 40GB データ(4)
《変更後》
HDD 0 (PATA100)
├C 50GB システム
└E 70GB データ
HDD 1 (SATA150)
└H 160GB 計算ノード1
HDD 2 (SATA150)
└I 160GB 計算ノード2
これにより、並列計算の際のノード間格差は解消されました。結果として、以前はPATAがボトルネックになってMAX=100だったのが(RAIDの意味なし)、ボトルネックはなくなりMAX=150になりました。もちろん、両方ともRAIDにすればよいのですが、それをやるお金はまだありません。実際、並列計算は以前より高速になっています。B3LYP/6-31G(d)がさくさく計算できるのは快感ですね!