MoldenをWindowsで使う。(2)
数日前に、X on Windows LEを使ってMoldenを動かす方法を書きました。
よく考えてみると、あれはXoWオフィシャルガイドを買わないといけないので、本サイトの趣旨に反します(本サイトの趣旨とは、お金をかけないで計算化学環境を構築することです)。
で、Cygwinで同じようなことをやってみました。調べていくうちにわかりましたが、最新のCygwinでは、マルチウィンドウモードが標準のようです。これは是非とも使えるようにしたい!というわけで…
基本的には、真ゼロ円でできるXサーバ[Windows XP編]を参照して頂ければ、何も問題はないと思います。ただ、リンク先の記述内容は2003年ごろのものですので、その点ご注意を。
[1]Cygwinセットアップ
Cygwinのサイトからsetup.exeをダウンロードし、起動する。選択肢は普通直感的に思う選択肢でほぼ間違いなし。ちなみに私は面倒なので全てのパッケージをインストールしました。実際に必要なのはデフォルト+X11だけだと思います。ディスク容量と時間がもったいない人は最小限で。
[2]Moldenセットアップ
Molden 4.4 for Windowsからzipファイルをダウンロードし、適当な場所に解凍します。ちなみに私はC直下。そのままだとcygwin1.dllのバージョンが合わずにエラーになるので、Cygwinインストールフォルダ(普通はC:\cygwin)のbin内にあるcygwin1.dllをコピーし、Moldenフォルダ内の古い奴に上書きします。
[3]実行
デスクトップ上に作成されたショートカット「Start X - Server (needed for emacs and surf)」をダブルクリック。タスクトレイにXのアイコンが出て、バックグラウンドでXサーバが立ち上がります。後はMoldenフォルダ内のmolden.exeをダブルクリックすれば、マルチウインドウモード(ルートレスモード)で、普通のWindowsアプリと同じように動かせます。
をを、Molekelと同じ感じで動かせる!心なしかXoWで動かしたときより軽快かも。
《追記》
量子化学のおもちゃ箱のブログで、Java+WeirdXの例が紹介されていますので、そちらも参考になると思います。動作はCygwinと比べて軽いんでしょうか?私も時間があれば試して見ます。
コメント
WeirdXも、最近のバージョンではマルチウィンドウになります。Cygwinでは大げさだと思う方は、こちらがいいかも。
ただ、「Freewareソフトを使ってWindows95&98上で分子軌道計算」のページの情報はちょっと古いようなので、多少の手直しが必要です。
そのうち私のブログでも簡単に解説するつもりです。
投稿者: 佐藤 | 2006年04月22日 11:33